市街化調整区域の土地を安く買って 家 建てられないかな と思ったことありませんか
市街化調整区域に、住宅などは建てられないことは皆さんご存知だと思います。
しかし、市街化調整区域に、住宅が建っていることも現実で、どうなっているのか、
抜け道があるのではないかと思うことがあります。
市街化調整区域で認められる建築行為
市街化調整区域で認めらるケースは意外と多いです。
・農林業などの施設や従事者の住宅
・駅や公民館など公益施設
・工事事務所などの仮設建築物
・廃棄物処理場など市街地にあると迷惑な施設
・市街化調整区域が定められる前からあった調整区域の既存住宅団地での建築
・幹線道路に面した流通業務施設
などなどです。
住宅についてみれば、農家の住宅や線引き前からあった既存住宅団地のケースが多いのではないでしょうか
調整区域の既存住宅団地のメリットとデメリット
既存住宅団地については、土地が安い、都市計画税がかからないというメリットがあります。
ただし、デメリットとしては、道路や公園、下水道などの公共施設の整備が十分でないことがある。学校や買い物に行くのが不便。
札幌市内では、12地区 65.4ha あります。
あと、奥さんや旦那さんの実家が農家だった場合、分家住宅という手法もあります。
以上が、市街化調整区域で認められる建築物ですが、特例的に「開発審査会」の許可を得て建築する方法があります。
どのような基準で運用しているかは、各自治体に問い合わせて下さい。
札幌市では、市街化調整区域の団地には、住民の合意の上、地区計画をかけて住環境の保全やルール作りを行っています。
まとめ
市街化調整区域でも、合法的に家を建てられるケースがあります。
土地が安い、都市計画税がかからないというメリットがありますが、お勧めしません。
公共サービスや買い物など利便性が低いからです。
少子高齢化、人口減少で郊外では大量の空き家が発生し始めています。
札幌でも、かなり安く中古の住宅を買うことができます。