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北海道初のラウンドアバウト交差点(新道交法対応)がまもなく完成

道南の国道228号上ノ国町大留交差点のラウンドアバウト化がまもなく完成し、10月には、完成する模様です。

https://www.hkd.mlit.go.jp/hk/release/mt6nfj000000amic-att/mt6nfj000000beq1.pdf

 

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出典:北海道桧山振興局

 

ラウンドアバウト(環状交差点)の復習

以前の記事に書きましたが、復習です。

 

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・1960年代から、イギリスで実用化され、世界中に広がっていった。(現代版ラウンドアバウト

日本では、道路交通法が改正(2014年施行)されて、環状交差点の通行ルールが設けられた。

・交差点の構造は、中央に円形の島(中央島)があり、その周りに一方通行のドーナッツ状の道路(環道)を配置。そこから環状方向に道路が延びている。

・環道へは徐行し左折で進入し、環道を徐行しながら走行し左折して交差点を出る
・環道内は右回りで走行する
・環道内を走行している車が優先

 

国道228号上ノ国大留交差点の事業

・この交差点は旧上ノ国駅(2014年廃止)に近接し、国道228号道道市道が交差。

・主な交通である国道が逆L型になっていて複雑な交通処理で事故が多かった。

・JR江差線廃止による旧駅前地区の活性化をはかりたい

などの理由から、国土交通省や地元が中心となって平成28年から事業が行われてきました。

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googlemap

 

完成イメージ

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国土交通省

まとめ

北海道初とのことなので、交通ルールに不慣れな状態です。

特に、歩行者や自転車利用者が戸惑うのではないかと思いますので、事前に体験会を実施するのは、いいことだと思います。

また、話はそれますが、信号機の無い交差点なので、災害時の停電でも円滑な交通処理
が可能となります。

地域の新しいランドマークとしてうまく活用してほしいと思います。