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恵庭市の「まちじゅう図書館」でまちづくり。とってもいいです

私は、子供のころから本を読むのが好きで、現在も時間があれば、テレビを消して夫婦で読書しています。

下の(HOKKAIDO magazine KAI)記事を読んで、とってもいいなと思ったので紹介します。

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恵庭市

 

kai-hokkaido.com

札幌市近郊にガーデニングが盛んな恵庭市があります。

自慢の庭を一般の人に公開するオープンガーデンもやっています。

記事によると、読書のまちでもありました

恵庭市は、1992年まで公共図書館がなかったが、待望の図書館がオープンすると多くの市民が押し寄せ、「借りる本がなくなった」

愛され続ける図書館には、常に多くのボランティアが集い、さらにまちじゅうに小さな図書館が生まれている

そんな取り組みの1つが「まちじゅう図書館」です。

「まちじゅう図書館」

市内47の事業者がまちじゅう図書館を開設してます。

「恵庭まちじゅう図書館」は2013年から始まった活動で、現在、市内の美容室や銀行、病院、カフェ、レストラン、スナック、ベーカリー、とうふ店、スキー場のロッジなど47軒が登録し、それぞれの店長やオーナーが「館長」となっている。
どんな種類の本をどんな風に展示するかは各館長の腕の見せどころ。並べている本は貸し出してもいいし、貸し出さなくてもいい。とくに決まったルールはないのだ。常連さんだけにこっそり貸し出すところもあるらしい。ビブリオバトルやブックトークなど、本にまつわるイベントを開くところも多い。ただ一つの共通点は、「恵庭まちじゅう図書館」と書かれたフラッグを掲げていること。

 

経緯

 地域ぐるみで読書のまちづくりを目指してきた恵庭市ですが、「恵庭市人とまちを育む読書条例」を、平成25年4月1日に施行。

 この条例の記念事業として、また更なる読書コミュニティづくりを目的として「恵庭まちじゅう図書館」事業を始めた。

 記念事業を行うにあたっては、いろいろな事例を調べたそうで、長野県小布施町で『おぶせまちじゅう図書館』参考にしたそうです。

すぐに長野まで視察に飛び、担当者にいろいろ話を聞いて「これだ!」と納得。「恵庭でもやっていいですか?」とたずねると、ぜひぜひ!と言われ、そのまま頭に『恵庭』をつけてスタートした。

 

 読書のまちづくりがうまくいってる訳

・図書館の検討段階から。ワークショップやフォーラムを行い、市民の意見や希望を盛り込んでできた待望の図書館(1992年開設)であった。

・ワークショップで「だれでもボランティアできる場所にしてほしい」という要望も多かったため、開設後も多くのボランティアがかかわってきた。

赤ちゃんに絵本をプレゼントする「ブックスタート」を行ったり、市内すべての小・中学校に学校司書を配置したり、高齢者や妊婦など図書館に行けない人へ本の宅配サービスを実施するなど、本に関連する事業を数多く行っている。

・図書館内でもさまざまな事業を実施している。

市役所が市民をうまく巻き込んで、連携しながらすすめているのと担当者ががんばっているのが、成功のかぎではないでしょうか。